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旅人 シングル連続リリース第二弾『紅』 インタビュー

旅人

- シングル連続リリース第2弾

紅 1.リセッション
2.17(廃景mix)
アーティスト名 / 旅人
作品名 / 紅
発売日 / 2007年12月27日
品番 / TBBT-1010
定価 / ¥500

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いよいよ連続シングルリリース第二弾となる「紅」が年末にリリースされることとなった旅人。彼らの制作意欲や活動意欲の秘密を交えながら、今作の魅力に迫る。

Artist:旅人
Interview by audioleaf at 2007.12.17

AL:今日は連続シングルリリース第二弾となる12/27発売の『紅』のリリースについて聞かせてください。よろしくお願いします。
旅人:よろしくおねがいします!
AL:本題の前ですが、やっぱりリリースもあったりライブもあったりするみたいなんで、旅人は忙しいんじゃないですか?
松浦:思った以上に連続リリースは大変ですね(笑)やっぱり作るって決めたら、精一杯作りたくなってしまうんで。期限ギリギリまで作品としてこだわって作りたいって気持ちになりますからねー。でもすごい楽しいですけどね。
AL:いやー1枚リリースするだけでも大変なのに連続ですもんねー。でも前回のインタビューで、『藍』に「スターダスト」のリアレンジが入らないかも的な感じで言ってたけど、入りましたね。
松浦:やっぱり、そこは絶対間に合わせたかったんで。頑張りました(笑)今回はもう完成しているので大丈夫ですよ。
AL:すごい楽しみな新作ですけど、ということはこの『紅』も2曲入る感じですかね?
渋谷:今回も2曲で、書き下ろした新曲と、「17」のリメイク「17~廃景mix~」ですね。
AL:新曲は新生旅人の2作目ということでどういう風に持ってくるんだろうって思ってたんですけど、こうくるかーという感じでしたね。やっぱり二人になってから面白くなったっていうか、パワー出たって言うか。
松浦:そうですね。前の時の良さと二人になってからの良さはまた違うんでしょうけど、自由にやれているので楽しいし、とにかく良い物を作っていきたいっていう欲求は強いですよ。まぁ新曲の「リセッション」はかなり「やってやれ!」って感じですけどね(笑)
AL:それはどういった部分で??
松浦:なんだろ、これは最終的にそうなったってだけなんだけど、結構ROCKなイメージになっているし、かなり自由に遊んでる(笑)
渋谷:前作とはほんとにガラっと変わってますよ。180度違うといっても良い位。
AL:「リセッション」 タイトルはどういうイメージで?
松浦:ヤーシブとの日常の会話の中で何故か「リセッション」と言う言葉が出てきて(笑)「リセットする」という意味合いで使ってたんですが、なんか意味深な言葉だったのでそれを使おうかと(笑)あとあと調べてみたら「景気後退」って意味もあるとかなんとか…まー、なんでもいいよ!みたいな(笑)
渋谷:それと、今回の曲は結構スタジオとかでセッションしながら作ったっていうのもあったので、旅人の「再びのセッション」っていうような意味合いもありつつって感じですね。
AL:そういえばセッションしながらっていうのは珍しいんじゃない?
松浦:そうですね、今回は前作とかとうってかわって、サポートのメンバーとかとセッションしながら作り上げたんですよ。
渋谷:原案は二人で持ってきましたけど、スタジオの熱がどうしても必要で。熱くならないと出てこない面白さが欲しくて。だから、今回はベースもドラムもサポートメンバーが弾いてますしね。
AL:やっぱり前作との対比は考えた?
松浦:そうですね、色にあてはめて変えているっていうのはあります。やっぱり前回は『藍』ってことで、深さ、内に秘めた意味=ポップ感というかそういうのが表れてたと思いますけど、今回は『紅』なんで結構情熱的に激しい感じにしたかったっていうのはあります。赤い色は激情なイメージがありますよね。
AL:なんか前回が青で、今回が赤、なんか色で繋がりを持たせていってるのには何か意味があるのかなって感じるんだけど。
松浦:それはまだ・・・・・
AL:おや。。何かありそうですな。。
渋谷:お楽しみということで(笑)
松浦:リリースしていく曲の中なんかに結構伏線なんかもありますけどね・・
AL:じゃあ楽しみにしてます(笑)それで、今回のリミックスは「17」てことで、旅人スタンダードを遂にやったかという所ですが、どういうイメージでのリミックスだろう?
松浦:今回はちょっとおもしろいですよー
渋谷:「17~廃景mix~」と銘打ってやりました。廃れた景色という意味で。廃墟をイメージしてるんですよ。
AL:色々なしかけがありそうですねー?
松浦:そうですねー。今回のミックスはまず歌詞が面白いですよ。原曲の「17」の歌詞と全部『韻』を踏んで書き直したので、同じように聞こえるんだけど、内容は全然違うっていうような作りになってるんです。これは本当に要チェックです!
AL:歌詞まで書き直してるんだ。
渋谷:そうですね。かなり面白くなってますよ。歌詞の内容に出てくる舞台自体が全然変わってて。
松浦:「17」っていうのが現代の世界を描いてるのに対して、今回のリミックスは1千年後の未来の世界を描いてます。しかもその未来は核戦争が終わって廃墟になっていて。それと、元々の「17」のテーマである“少年”が引きこもりながらPCの中の仮想現実の世界を行き来する。という設定も同居していて。それらを織り交ぜながら描いてみたんですよね。
AL:すごい面白そうですね。
渋谷:きっと歌詞を見ないで聞いたら、韻が一緒だから、変わってるのがわからないかもしれないですね。
松浦:「17」を好きって言ってくれる人が結構多いので、その人達にはまた違った「17」の世界観を見せられるんじゃないかなと。
AL:設定としてかなり面白いんだけど、どうしてこうしようって思ったんだろう?
渋谷:スタジオでのセッションで合わせた時に、このリズムと演奏の原型が既に出来てきていて、それが「廃墟」をイメージさせられたんですよ。それでそういう感じの歌詞にしていこうってなって。それでちょっと言葉遊び的に歌詞を書き出していった時にこれは面白いってなったんですよね。
松浦:書き出していく中で、例えば原曲の方で「十分の一」っていう歌詞があるんですけど、そこを「自由軍の位置」っていう具合で変えてみたんですよ。なんていうか解放軍とかそういうイメージで。渋谷:それが浮かんだ時に、これだなと。完全に核戦争の後の風景が浮かんできて、この方向だなって。
AL:すごい自然にというか、「17」のまんまの歌詞に聞こえるのに、ちゃんと歌詞が全く別の意味を含んでるし、退廃的な雰囲気で仕上がってると思いましたよ。
渋谷:前から聞いてくれてる人も、これを聞いて違った楽しみ方をして欲しいし、今回初めて聞いた人も元の「17」を聞くきっかけになったらいいなと思います。
AL:2曲ともそんな発想が満載な『紅』だけど、あえて自分達で思う聞き所はどこだろう?
松浦:やっぱ今回はリズムですかね。歌詞も当然読んで欲しいっていうのもあるんですけど、今回はすごく体で感じて欲しいって思います。
渋谷:ギターなんかも、結構単調なコード進行の中でどれだけ遊べるかっていうか、各パートとのいろんな絡みが出来るのかっていうところでやってますしね。
AL:なるほどー。やっぱり青と赤っていう割と相反するイメージを曲でも表していってるんだね。
渋谷:旅人は今まで結構、結果としてではあるんですけど、色っていうものを歌ってきてたりするんですよね。『街色トランク』も色だし、『拝啓、日常』はモノクロをイメージしたアルバムですし。
松浦:なんか色って音楽に似てるって思うんですよ。段階がないってとことか、全ての色がなにかと混ざり合ってるとことかが。
渋谷:形付けてるのは自分らですからね、この色はこうだっていうことを。
松浦:色って全部ミクスチャーなんですよきっと(笑)
AL:なるほどーそうですよね!黒がROCKで白がPOPみたいな、絶対的な色はそういう位置づけがあったとしても、その他の色は何かと何かが混ざって形を成してますもんね。
松浦:そうそう!それをどんだけ混ぜるかで、表情をかえていくみたいな。例えばその例でいえば白(POP)を混ぜていけば明るさになっていくし、黒(ROCK)混ぜていけば重い曲になったりって。
AL:うわーそれ面白いなー。しっかりリンクしてくるんですねー
渋谷:素敵なリンクですよね。
松浦:これからも良い色を出していけたらなって思いますよ。あくまで結果として。
AL:うんうん。時に、この連続シングルリリースが終わった後のプランとかって考えてるのかな?
松浦:そうですねーアルバムを出したいなと考えてますよ。新曲ガンガン作って。
AL:いいですね。すごい楽しみ。なんていうか旅人の二人はすごく音楽だったりバンドの事を考えている時間が多いというか、いつでも何か生み出そうっていうような頭でいるっていう印象を受けるんだけど。
松浦:時間で言ったらすっごい考えてますね(笑)そっちが既に日常になっているので。あとは、最近ヤーシブと二人でいる時間がすごく多い気がします(笑)
渋谷:かなりの時間一緒にスタジオにこもって作業してますからねー。
AL:二人の間での色んな意思の疎通がとれてるんだろうね。
松浦:とはいえぶつかることも結構ありますけどね(笑)渋谷:ただ、根幹的な部分はぶつかってなくて、表面的な部分でぶつかってるだ けだから上手くいくんだろうなって思います。根幹となるベクトルは同じ方向を向いてるというか。
AL:なるほどー。そういえば今回レコ発のイベントとかはあるのかな?
松浦:なかなか今までは出来てなかったんですけど、来年のリリースについてはやりたいなと思ってますね。アルバムができたらそれこそ盛大にやりたいし、たくさんの人に聞いてもらいたいです。
AL:本当に良い楽曲なので、是非多くの人に届けてもらいたいと思います。それでは最後に、『紅』を聞いてくれるリスナーの方にメッセージをお願いします。
渋谷:そうですね、今回の曲なんかはすごく情熱的な部分も多いので、ライブでより映えるんじゃないかなって思ってます。音源だけじゃなくて、実際のライブで体で曲を感じて欲しいですね!一度足を運んでみてください!!
AL:ありがとうございます。今後の活動にも期待してます。また次回作の時にお話聞かせてください!!
旅人:ありがとうございました!

Artist:旅人
Interview by audioleaf at 2007.12.17

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