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The Jerry new album"AWAKE"リリース 独占直撃インタビュー

The Jerry'

AWAKENEW FULL ALBUM

AWAKE 1.七月の雨
2.greatful dead
3.影標
4.GUERO
5.真夜中のギター
6.downer rain
7.spinal tap
8.dance#16
9.メリーゴーラウンド
10.虹の頃
アーティスト名 / The Jerry
作品名 / AWAKE
発売日 / 2008年1月17日
品番 / UXLB-004
レーベル / LilBallet
定価 / ¥2,500

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Artist:The Jerry
Interview by audioleaf at 2008.1.29

al:まずはnew album 「AWAKE」のリリースおめでとうございます。
一同:ありがとうございます。
al:では月並みですがそれぞれ自己紹介をお願いします。
長内:Vocal&Guitarの長内雄太です。
市丸:Bassの市丸です。
辻:Drumsの辻周です。
al:辻さん名前スゴイかっこ良いですよね。(笑)字も…
辻:2文字なんです(笑)
al:大物な名前な気がします(笑)ではでは早速本題ですが、今年の1月にニューアルバムが出ました。紹介をお願いします。
長内:2年半ぶりにフルアルバム”AWAKE”を出しました。10曲入りです。聴いて欲しいです(笑)
al:2年半ぶりということですが、通算何枚目になりますか?
長内:4枚目になります。フルアルバムは2枚目です。
al:その2年半は何があったんですか?
長内:ライブがありました。
一同:笑
al:音源作ろうと言うのはなかったと?
長内:そうですね。ライブを鍛えなおそう…とは思ってなかったんですけど…
一同:笑
長内:なんとなくだけど、まずはCDよりライブだろうということで。その間に上京しました。
市丸:やはりライブをすごく重要視してるバンドなので、まずそれをしっかりさせようって思ってましたね。
al:その前は札幌で活動してたんですよね。東京で活動しだしたのはいつですか?
長内:1年半前なので、2006年の夏くらいに来て、ゴキブリの洗礼を受けて、すぐ帰りたくなりました(笑)
一同:笑
al:(笑)北海道はいないんですか?
長内:いないです。初日からでっかいの2匹見ました。
辻:小さいのはいるんですけどね、でっかいのはいないですね。
al:みんな見たんですか?
市丸:いや、俺見てないです。
辻:俺も見てないです。
al:じゃあ長内君だけ?
長内:…はい…
al:(笑)それはご愁傷様です
一同:笑
al:さて今回のCDですが、タイトルが「AWAKE」ということで、2年半ぶりに出すアルバムのタイトルとしてつけた理由とかありますか?
長内:元々タイトルつけるのが苦手で、どうしようかと思ってたんですよね。それで、10曲並べてみて曲順も決まった後に、曲を聴きながら良いタイトルないかなぁと思って、レコーディングの過程を思い出してたんです。今までは2.3単語を並べたタイトルが多かったんですけど、なんかもっとこう1文字とかでバシッとしたのにしたいというのがあって。で、最初は「Awake~」にしてたんですけど、ドラムの周が「AWAKE」でいいんじゃね。ってことで(笑)おお~きたか!みたいな感じで(笑)何か、音源的にも「目覚めた」とか「覚醒した」とかいう意味が合うなって思って。皆さん覚醒しましたよ!って意味合いで(笑)
一同:笑
al:覚醒したのは、2年半ぶりに?
長内:2年半どころじゃないです。27年ぶりに。
一同:爆笑
al:なるほど。さっき曲順の話が出ましたけど、曲順とかってこだわって決めてますか?
長内:そうですね。10曲というのは多いので、メンバーからプロデューサーやスタッフ含めみんなで話し合って、プロデューサーの加藤さんがまとめてくれたんです。それで、その案で1回決まったんですね。でも、加藤さんが、スカパラの谷中さんときんちゃん(東京スカパラダイスオーケストラ茂木欣一)に聴かせたみたいで、その時に、きんちゃんが曲順聴きながら「惜しいねぇって。」言ったらしいんですよ。なんか元々スカパラのきんちゃんは曲順番長らしいんです(笑)そんなこともあり、俺らもまた聴いて、悩んでたらこれどうだいって曲順が出てきて。それでこうなったんですよね。
al:じゃあ、最終的にはきんちゃん?(笑)
長内:そうです。で、俺らもおお~なるほど!っていう曲順だったんです。
al:自分達では思いつかなそうな曲順だったと?
長内:そうですね。客観的な目と言うか、俺らが思ってるThe Jerryの一番の武器というのがうまく配置されてるなって。きっと加藤さん(プロデューサー)もメンバーの一員的な聴き方になってしまってたのかも知れませんね。なんて言ったら怒られますかね(笑)で、他のスタッフもThe Jerryファンなんで、そうなっちゃってるんですよね(笑)
辻:そんな時に曲順番長の意見として説明は受けてないですけど、これだよって言われてる気がしたんですけどね、勝手に(笑)で、聴いてみて、やっぱり、前の曲順より耳に残るというか、何回も聴きたくなるというか、あ、AWAKEみたいな(笑)
一同:笑
辻:結局、こっちの方がいいねっていう結論だったんですよ。
al:なるほど。でもすごく聴きやすい曲順だと思いました。それで、曲についてですが、全部だとは思うんですけど、特にこの中で思い入れのある曲ってありますか?
長内:4曲目に「GUERO」って言う曲があるんですけど、この曲はなかなかタイトルが決まらなかったんですよ。曲を作ってる時から、すごい大事な曲になるのは分かってて、それで、歌詞も何回も書き直したりしたんですね。そんで書き終えたときに、今までの歌詞とは違う感じになってて、同じ頃その後に「メリーゴーラウンド」とかも書いたんですけど、結局その2曲を境に歌詞の感じが変わったと言うか、かっこつけるのいいやっていう傾向になりました。かっこいい言葉じゃなくて、それよりも「ありがとう」を言わなきゃっていう感じにかわったんです。今までは絶対書かなかったような内容だったんですけど、そんなきっかけを与えてくれたので、他が大事じゃないということでは全くないですけど、特にと言われたら俺はこの2曲です。
市丸:俺は「影標」ですかね。俺らはライブを沢山やって、ほとんどの曲をライブで育ててきたという意識が強いんですよね。できた楽曲をライブで演奏することでレコーディングする前にもっと煮詰めていくというか。そんな思い入れもあり、レコした影標を聴いたときに一番きましたね。ライブ感もあるし、自分らがどこまでこの曲を育てられたのかみたいなのを、感じられたというか。俺らそもそもレコーディングも3人でせーので「一発録り」なんですけど、しっかりその空気も入れることができたなって思いましたね。
辻:んと俺は2曲目の「greatful dead」ですかねー。これは今回のレコーディングで一番最初に録った曲なんですね。しかもCDに入ってるテイクは1テイク目なんですよ。だから、レコーディングを開始して、本当に一回目に出した音がこの曲っていうのがあって。しかもドラム始まりだし。やってる時はわからなかったですけど、なんか今聴くとやっぱそういうところから来る気迫とか緊張感がすごい伝わってくるなーと思いますね。
al:じゃあ完全なAWAKEにおける1テイク目が2曲目なんだ。
辻:そうなんですよ(笑)やっぱレコーディングやってると1テイク目が良い傾向にあるじゃないですか?まぁホント緊張しましたけどね(笑)
長内:でもすごく良い感じでその緊張感もパッケージできたと思いますね。元々ライブでも1曲目にやってることが多かった曲なんで、レコーディングの最初でその曲から始めて勢いつけようっていうのもあったし。実はこのテイクの後にもう一個いいテイクがあったんですけど、そっちはなんかまとまってはいるけど、パワー感が1テイク目の方があるみたいな。1テイク目は始まった瞬間殺されそうなドラムだもん(笑)
辻:ただ、歌録りの時、間違えて違う方のテイクで歌っちゃったんですけどね(笑)
一同:笑
長内:俺はできたカラオケでずっと練習してたんですけど、歌録り始まってオケ流れた時に、なんかおかしいなーって(笑)そんで歌ったら全然歌えなくて(笑)それでも一応歌っては見たんですけど、皆に「雄太調子悪いの?」とか言われて(笑)そんでエンジニアさんに「これテイク違いません?」みたいな(笑)
辻:一回歌うまでは分からないくらい、そっちのテイクも悪くなくて。でも雄太が気付いたから良かったですよ。
al:その違いに気付けるのがすごいですね。
長内:周のドラムがなんていうかすごいことになってるんで(笑)そんなにやらなくても。。みたいな(笑)その激しさの違いでとか。
al:確かにすごい手数が多いっていうか、ROCKにしてはすごい派手だなって思いますね。
辻:ドラムじゃなくてパーカッションみたいだって言われますね(笑)
市丸:でも俺らはこれが普通だと思ってるので(笑)他のバンドさんとかみて、ああウチのドラムは異常なんだって思いますね。
長内:そんで、今回の音源ではドラムテックで元バックドロップボムのマスオさんにお世話になって。
辻:そうなんですよ。すごい波長が合って色々お話し聞かせてもらいましたね。それで今まで消化できなかったものとか、そういうのを色々教えてもらったりして、それですごくすっきりして、1段階レベルアップできたって思います。なんかもうお兄ちゃんみたいです(笑)
al:末恐ろしいですね(笑)でもなんかドラマーの人ってドラムに対してすごくストイックだっていうイメージありますね。
辻:ドラム飲み会っていうのもあるくらいですから(笑)
al:なんだかマニアックな飲み会ですね(笑)
辻:元ミッシェルのクハラさんが主催してて、ドラマーだけ30人位集まって飲むっていう(笑)それこそそうそうたるメンバーがいるんですよ(笑)この前は隣スピッツの方でしたし(笑)
市丸:なんかベース飲み会もあるらしいんですよね。元ミッシェルのウエノさんとかがやってるらしくて。
al:全部ミッシェル発信なんですね(笑)
一同:爆笑
長内:でもボーカル飲み会は嫌ですね(笑)
al:そうですねーそんな我の強い飲み会は嫌です
長内:「俺はお前の事は認めねーー!」みたいなのばっかりですから(笑)
一同:爆笑
al:話を聞いていると、やっぱりここの所すごく、応援してくれる人や、繋がりが増えたんですかね?
長内:そうですね、やっぱりプロデューサーの加藤さんとの出会いもそうですし、すごく多くの人と東京にでてきてから出会うことができましたね。それが一番大きいかもしれません。
al:なるほどー。 ではちょっと話を曲に戻して、時にThe Jerryの楽曲はどうやってできてくるんでしょう?
市丸:基本的には雄太が持ってきたり、俺がリフ持ってきたりして
長内:それでそれを皆で合わせて作っていく感じですね。歌詞は全部俺です。
al:なんか歌詞をみていると、ROCKな臭いのする歌詞もありつつ、抽象的な表現なんだけどリアルな生活を感じさせる歌詞もあったりするんだけど、どういうところから生まれてくるんですか?
長内:そうですねー、まあこの10曲の中でも、例えば「虹の頃」なんてすごい昔に書いた歌詞だったりとか色々な状況の自分が出てると思うんですよね。そしてそれはこれからも変わっていくと思うし。でもこうやって並べてみると、そこまで自分も変わってないんだなって気づくこともあったりして。なんていうか俺は詩人ではないわけで、ロックンロールが持ってるロマンティックな部分を使って、日常では絶対に言えない恥ずかしい表現だったりとかも、ロックを通してなら叫ぶことができるというか。そういうとこが好きなんですよね。俺が音楽をやってる大きな意味としてそれがありますね。
al:そういう等身大を多くの人に伝えていくのは素敵なことですよね。音楽をやっている意味ってとこからなんですが、皆さんのルーツというか音楽とのかかわりの始まりってどのあたりなんでしょう?
辻:俺は最初はーブルーハーツ、ユニコーンとかですね。そこからROCKの3ピースバンドに流れていくみたいな。ブランキーだったり、NIRVANAだったりですね。俺らの世代はきっとそのあたりは共通してる人が多くて、その後どこの方向いくかみたいな感じなんじゃないですかね(笑)
al:すごくわかります(笑)市丸さんは?
市丸:俺もユニコーン好きでしたね。EBIさんに憧れてベース始めてってなりましたから。でもやっぱこういうバンド組みたいなって思った初めはブランキーからですかね。元々音楽っていうカテゴリだけでなくて、大勢の人の前で何かかっこいいことのできる人になりたいという漠然とした目標があったんですけど、それを完全に現実として俺の目標にしてくれたのがブランキーでしたね。大学の時は、「好きな音楽何?」て聞かれて「照井利幸」て答えてました(笑)
長内:俺はチャゲアスの「スーパーベスト」からですね。(笑)SAY YESが流行ってた頃で、ラジカセを買ってもらったから、じゃあチャゲアスの一番いっぱい曲が入ってる奴を買おうって思って買ったんですけどね。まだ演歌みたいな曲ばかりの頃のやつで、小5には早かったっていう(笑) そんでその後は普通にJPOPを聞いたりB'Zとか(笑)それでミッシェルガンエレファントを聞いたときに、「あ、これはちょっとB’Zとは違うな」って思って(笑)
一同:笑
al:最近はまってる音楽とかあります?
長内:チャットモンチーいいなーって(笑)
一同:爆笑
長内:この前聴いたら、ドハマリしちゃって(笑)どうにかなんないかなこれ。チャットモンチー関係者の方みてたら宜しくお願いします。(笑)
一同:爆笑
al:オファーあるといいですね(笑)では最後にtacicaとのスプリットツアーに向けて、全国のファンの方とaudioleafを見ている方にメッセージをお願いします。
長内:毎日俺らは一歩づつ進んでるつもりで、ツアーが2ヶ月あったら60日分成長していると思うんです。その成長を出せるのはライブでしかないと思うので、CDを聴いて是非ライブでそれを感じにきてください。
市丸:とにかく3月からライブをする為にツアーを周るので、自分を一番表現できる「ライブ」という場に来て欲しい。「AWAKE」を聞いて想像するステージより全然すごいライブを見せてやるんで、会場で待ってます。
辻:ちょっとでもCDを聴いて気になったら是非来て欲しい。俺らも今ライブに向って相当集中を高めてるんで、絶対損はさせないんで来てください。
al:ありがとうございました。ツアー頑張ってください!!

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