audioleaf WEB MAGAZINE

あなたがプロのミュージシャンになりたいのであれば。 vol.8

2009年11月13日15時18分 in コラム

偉大なるオリジネーターについて

 世界で初めての音楽的発明を思いつき成功したアーティスト(アルバム)というのは、それ以降にそのスタイルを模倣して出てきたアーティストをたくさん生んでいくわけですが、そういった“フォロワー”がそれなりに成功を収めたとしても、オリジネーターの作品だけは別格として時代を超え、聴き継がれて行くように思います。

 例えば、プログレの名盤として名高いピンク・フロイドの『狂気』(73年)。冒頭で聴ける時計とレジスターの音のコラージュは、今のテクノロジーを駆使すれば自宅ででも簡単に出来てしまうものですが、そのサウンドの緊張感は今も音楽的感動があります。

“機械が演奏している音楽”としてのテクノのオリジネーター、クラフトワークの『人間解体』(78年)は、およそ30年前の音楽とは思えないほど、今も未来の音楽として聞こえてきます。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはパンクとファンクの融合をアルバム『母乳』(89年)で完成させ、ブレイクしました。そして、そのスタイルを模倣した多くのフォロワーが生まれては消えて生きましたが、彼らはいまだにトップ・バンドとして活動しています。

荒井由実のファースト・アルバム『ひこうき雲』(73年)が発表された当時、ここまで洒落たコード感を感じさせるポップスは存在しませんでした。のちのニュー・ミュージック・ブームと共に、そのサウンドは歌謡曲でもあたり前になりましたが、それでも『ひこうき雲』はひと際輝きを放ち続けているアルバムです。

ごく最近のアーティストではRADWIMPS。ミクスチャー流儀のハイ・グルーヴなバンド・サウンドに、思いの丈をこれでもかと吐露していくヴォーカル・スタイルは、洋楽にもない完全に新しいものだと思います。そして、そのスタイルが完成されたアルバム『アルトコロニーの定義』は、日本のロックの金字塔として歴史に残っていくでしょう。音楽的発明にテクニックは必ずしも必要ではありません。

ラモーンズは、簡単なコードとスピーディーかつ単純な8ビートで、大きなインパクトを与えました。彼らの曲のほとんどは3分前後のロックンロールです。これは1か月も楽器を練習すれば出来るようなスタイルなので、たくさんのフォロワーを生みましたが、それでもラモーンズを超えたバンドはいません。

 ビートルズのアルバムがリマスターでリリースされ、最近はそればかり聴いています。新鮮な発見がさらにあり、どのアルバムもまったく古さを感じさせません。その理由は、彼らがアルバムのたびに“初めて”に挑戦していたからなのでは、とも思います。自作の曲をメンバー自身が歌と演奏を担当するという、今となってはあたりまえのことも、ビートルズがデビューした当時は画期的でした。その後もマルチ・トラック、テープ・エフェクトといった当時最新だったレコーディング・テクノロジーの導入、インド音楽、クラシック、前衛音楽などの導入、メロトロン、シンセサイザーといった最新楽器の導入――そういった“初めて”への挑戦が、作品の普遍性を生んだ理由のひとつなのではないでしょうか。

 もし、あなたがプロ・ミュージシャンとしてデビューし、成功したいのであれば、なにか世界中で誰もやっていないことを考えてみませんか? 思いついたら、ぜひ、僕のところにデモ音源を送ってもらえればと思います。


スタジアム・ライヴ、世界同時TV中継……など、作品そのものとは直接関係ないことまで挙げていけば、ビートルズによる“初めて”は切りがありません。これは不思議な事だと思っているのですが、世界で初めての音楽的発明を思いつき成功したアーティスト(アルバム)というのは、それ以降、そのスタイルを模倣して出てきたアーティストがいくつも現れ、その、いくつかは、それなりに成功したとしても、オリジネーターの作品だけは別格として時代を超えて聴きつがれて行くように思います。

例えばプログレの名盤のピンク・フロイドの「狂気」その1曲目の時計とレジスターの音のコラージュは、今のテクノロジーを使えば自宅ででも出来てしまうものですが、そのサウンドの緊張感は今も音楽的感動があります
「機械が演奏している音楽」としてテクノのオリジネーター、クラフトワークの「マンマシーン」は約30年前の音楽とは思えないほど、今も未来の音楽として聞こえてきます。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはパンクとファンクの融合をアルバム「マザー・ミルク」で完成させブレイクしました。そして、そのスタイルは多くの模倣を生みフォロワーが生まれては消えて生きましたが、彼らは未だにトップ・バンドとして活動しています。
荒井由実の「ひこうき 雲」は、こんな洒落たコード感を感じさせるポップスは存在しなかったのですが、「ニュー・ミュージック」のブームと共に、そのサウンドは歌謡曲でも、当たり前になりましたが、その楽曲は、未だに超えられていません。

RADWIMPSは、ごく最近のアーティストですが、ミックスチャーのハイ・グルーブのバンド・サウンドに、自分の思いのたけを、これでもかと吐露していくボーカル・スタイルは、洋楽にもない、完全に新しいものだと思います。そして、そのスタイルが完成されたアルバム「アルトコロニーの定義」は日本のロックの金字塔として残っていくでしょう。
それと、音楽的発明にテクニックは必ずしも必要ありません。

ラモーンズは、ほとんど3分前後のR&R;を簡単なコードで早くて単純な8ビートで演奏し、大きなインパクトを与えました。
これは簡単に1ヶ月楽器を練習すれば出来るスタイルで、沢山のフォロワーを生みましたが、中心メンバーが死んだ今でも、ラモーンズを超えたバンドはいません。

ビートルズのアルバムがリマスターされ、リリースされて、そればかり聞いています。新鮮の発見がさらにあり、どのアルバムも全く古さを感じさせません。その理由は、彼らはアルバムの度に「初めて」への挑戦があるかなのでは、とも思います。
自作の曲をメンバー自身が歌と演奏を担当する。という今では、当たり前の事が、デビュー当時は画期的でした。その後もマルチ・トラック、テープ・エフェクトといった当時最新のレコーディング・テクノロジーの導入、インド音楽、クラシック、前衛音楽などの導入、メロトロン、シンセサイザーといった最新楽器の導入。他にもスタジアム・ライブ、テレビ世界同時中継、など作品とは直接関係ない事まであげていけばきりがありません。
それが作品の普遍性を生んだ理由のひとつなのではないかと思わざるを得ません。


もし、あなたがプロ・ミュージシャンとしてデビューし成功したいのであれば、何か世界中で誰もやっていない事を考えてみてみませんか?
思いついたら、是非、僕のところにデモ音源を送ってもらえればと思います。

Written by

名前:
Great Hunting
サイト:
http://www.great-hunting.com/
最終更新時間:
2010年02月05日18時39分