audioleaf WEB MAGAZINE

ミキシングバトル2 賞品紹介 その2 -Blackie DI-SNAKE-

2010年1月12日19時33分 in レビュー

Blackie DI-SNAKE 紹介

最高の音質を求め、究極の構造になったウルトラケーブル!
良質な音の始まりはこのケーブルからかもしれない。




Blackie DI-SNAKE 詳細ページhttp://www.2ndstaff.com/products/blackie.html

普段私達プロのエンジニアが仕事をするレコーディングスタジオには、本当に多種多様な沢山の機材が存在するので、これらを容易に接続できるようにパッチベイという物が存在する。
何をする物かと言えば、他種多様な機材を不特定多数の人が使うので、最初からケーブルを繋ぎ、一箇所に機材のin/out putをまとめておき接続を容易にするという物だ。
パッチベイがあると非常に便利なのだが(機材の裏にいちいちまわってケーブルを繋がなくてすむ)、その反面、ケーブルが繋がる接点が確実に増えるのと、一つの音が通るケーブルの長さが極端に長くなり、音質劣化に繋がるという悪い点もある。
なので筆者はスタジオの改装、新設の時などは、利便性を追求しつつ、音質にもこだわりながら、どうケーブルを引き回すかなどで、何時も頭を悩ませている。
音質だけの事を考え極論をいうと、ケーブルの長さは短いほうが絶対良いし、接点は極力少ないほうが絶対良いのである。
そんな究極の理想を徹底的に追求した結果に生まれたケーブルがBlackie DI-SNAKEなのだ。(よってこのケーブルに利便性を求めてはいけない)

スペックを簡単に説明すると
端子     ー プロの現場では当たり前のように使われているNEUTRIK製コネクタ、ゴールドコンタクトプラグ
ケーブル   ー Black Sapphire Cable
特殊構造   ー フォーンプラグの中にFETプリアンプが内蔵 (48Vが出せる卓もしくはH/Aが必要)


肝心の音質
シンセに繋ぎ色々な音色を出してみる:
  音像の焦点がピタッっと合い、引き締まり、存在感が増した印象を受けた。

BASSに直接繋ぎ、LINEの音を出してみる:
  LOWが引き締まり、スピード感が増し、音の押し出しが強くなり、よりパワフルな印象を受けた。

GTRに直接繋ぎ、LINEの音を出してみる:
  ミドルの押し出し感が強まり、存在感が増した印象を受けた。

GTRをPODに繋ぎそのOUTに繋いでみる:
   クリーンなセッティング  豊かなミドルと焦点のあったトレブル感が相まって、存在感が増した印象を受けた。
   歪んだセッティング    押し出しの強いLow-Mid感と、エッジの効いたトレブル感が相まって、これもまた存在感が増した。

総合的に
音質の変化のしかたは、どの音源でも同一方向で、存在感が増す感じになり、このケーブルが目指す究極の理想である、
音質劣化を極限まで減らすという目的は、完全に達成されており、卓録マニアにはマストアイテムだと思う。
下手なD.I.(ダイレクトボックス)を購入するより、遙かに価値があると感じた。
使用はかなり限定されるが、最後にもう一度、このケーブルに利便性を求めてはいけない。
          *あくまでも個人的な感想です。

Written by

名前:
伊東和彦
サイト:
http://www.bazooka-studio.com
最終更新時間:
2010年01月12日19時37分