audioleaf WEB MAGAZINE

あなたがプロのミュージシャンになりたいのであれば。vol.10

2010年2月05日18時38分 in コラム

良いバンドは必ず、バンド独特のグルーブがあります。
そしてバンドは、このバンドでしか出せないグルーブを求めて練習をしなければなりません。
音楽というのは不思議なもので、全員のリズムの縦線がきっちり合い、音程が完璧だったとしたら、それは味も表情もない全く面白くないものになります。
でも当然、リズムがずれていたり、音程の悪いものは聞けたものではありません。

何が違うのでしょうか?
以前BaseBallBearの小出君にインタビューした時に、メンバーのタイム感について彼は「僕のギターはジャスト、ドラムが同じタイミング、ベースが後ろで、ギターが前」とそれがBaseBallBearのグルーブ感だと分析していました。

人は4部音符を引いても、絶対に同じ間隔と強さにはなりません、ある人は3拍目が遅くなる、ある人は2拍目が弱くなるなど、どんなに上手くても絶対に微妙に癖があるはずです。
バンドのグルーブというのは、メンバー各々の「ずれ」が正確に繰り返される事なのではないかと思っています。

どんなに正確に合わせようとしても、ベースとキックの1拍目は会うけど、2拍目はキックが微妙に前になる、3拍の裏はベースが後ろになるとか、それがルールになってくると、それがバンドのグルーブになってきます。

80年代を風靡したスタジオ・ミュージシャンのドラムの青山純とベース伊藤広規は二人のグルーブを作るために合宿などもしたそうです。

しっかり正確に演奏しようとすればするほど、その微妙なずれが音楽の味わいの深さになっていくわけです。

あなたのバンドは自分たちだけのグルーブは作れていますか?
もし自信があるので有れば、是非音源を聞かせて下さい。

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名前:
Great Hunting
サイト:
http://www.great-hunting.com/
最終更新時間:
2010年02月05日18時39分