audioleaf WEB MAGAZINE

audioleaf代表ハカリヤの「下北で働く社長のコラム」vo.1

2011年8月01日14時50分 in コラム

※POP UNITED2010年10月号より転載

NO INDIES NO LIFE!
audioleaf秤谷です。

暑くて暑くて生きていくのが辛いです。
助けてくださいw

そんなわけで、今回はアーティスト観のお話。

特にこれはライブ活動をしているアーティストに向けてという
意味合いが強いのですが。

皆さんは自分がアーティストとしてステージに立つということをどのように考えてるでしょうか。
良く耳にする言葉ですが「チケット代を払って見に来てくれるお客さんに見せるんだから」ということ、これを表層の言葉尻だけじゃなくちゃんと本質までわかってステージに立てていますか。

所詮音楽というものは娯楽の一つ。衣食住とちがい生のために必須なものではないですよね。

もちろんリスナーは色々な音楽との関わり方をしているとは思いますが、概ねライブハウスに足を運んでくれる人というのは
「夢」つまり非現実を求めてくるんじゃないでしょうか。

心が震える程好きな音を聴きたい。恋焦がれるほどカッコイイ男性、女性を間近でみたい。生きる指針になるようなメッセージを受け取りたい。というように。

いわば夢の国ディズニーランドと言って差し支えないライブハウスwですが、それに伴うサービス、徹底振りは多くのインディーアーティストには見えない気がします。

皆さんも一度はディズニーランドへいったことがあると思いますが、ディズニーのアフター6チケットは3100円ですよね。

その価格であのサービスは驚異的ですよね。ライブハウスのチケットだってドリンクを入れたらそれくらいの価格で、同じ時間くらいその場所にいることになりますが、サービスの質で勝ててる気は。。。。しませんよね。

金のかけ方が違う!といえばそれまでですが、人に感動を与える、何かを伝える、楽しんでもらうという点についてやりすぎてやりすぎってことはないんじゃないでしょうか。

しかも意識ひとつで変えられることですよね。
普段着でステージにあがり特になにも考えず演奏をし、「楽しかったね」で終わるオナニーライブを「素晴らしいもの」ととらえるリスナーは稀です。

常にリスナーに映る自分を意識し、外見、音楽、立ち振る舞い、はたまた人間性(これは映り方ですが)そういった総合的なアーティスト像を提示することはとても大切。

リスナーは正直です。それが3000円に見合うアーティスト像だとしたらディズニーにまたついつい行ってしまうように、ライブにきてくれるはずです。

ひとつでも、何かを伝える為に、楽しくなってもらうために何が必要なのか?それを常に必死で考えるのが我々の一番の仕事じゃないかな。

それでこそ「アーティスト」といっていいんじゃないでしょうか。

Written by

名前:
秤谷(audioleaf代表)
サイト:
http://www.medialeaf.co.jp
最終更新時間:
2011年11月10日15時06分