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audioleaf代表ハカリヤの「下北で働く社長のコラム」vo.7

2011年11月10日14時57分 in コラム

なんか最近audioleafの中でもこのコラムの過去記事の転載を始めたせいかライブハウスなどの現場にいったときに「読んでますよ」なんてありがたいことをいってくれる方が増えてまして、ありがとうございます。

こんな稚拙なコラムを読んでいただいているとは恐縮ですな。

下手なことかけんくなってきた・・w

というわけで今回ですが、年齢とクオリティのお話

こうして日々audioleafのようなサイトをやっていると、一番多いのがやはり新人発掘の話。各レーベルやレコード会社、事務所さんからの「なんかいい新人いない?」の声を一番もらう気がしますね。

まぁ各ジャンルごと様々な方を探してるんだと思いますが、もちろん一番は楽曲や音がどうなのか?ということが大事なのですがその次位にやはり「年齢は?」というのが多いです。

これは、もちろん日本の音楽シーンが全体的に若年化しているというのもありますが、何よりも「現状よりも進化する将来性」が見やすいというのと「この年齢でこの楽曲と演奏スキル」というニュースが欲しいからという意味合いが強いのでしょう。

そりゃー高校生なのにめちゃくちゃうまくて、24,5のバンドマンと同じくらい良い楽曲作ってたら「こんなに若いのにすごくない?」となりますよね。

僕もこういった年齢での判断については、一過言ありますし、短絡的にものをみやがってとも思いますが、実際にそういうことがあふれてるのでしょうがないですよね。

なのでそこに逆らうより、それを理解して打ち出す方が良いと。


というわけで↑の事例から2つの局面からのアプローチがみえてきます。

まず若い人フェイズ。

こちらはとにかく16~20歳の間に出来る限りの楽曲の練りこみや大量生産、そして売り込みをかけまくるということ。まだ若いからライブハウスに一から出て、経験積んでとかよりとにかく「良いもの作って、死ぬほど練習して露出露出!!」これにつきます。

もう若くて良い音楽やっているというだけで、業界の人が死ぬほど苦労して作りたい「ニュース」が
できちゃってるんですから、そんなアドバンテージは文字通り一生に一度の時期ですからね。これは若けりゃ若いほど有利になってくるかと。

そしておっさんフェイズ

こちらもやり方が間違っていなければ別に若さのアドバンテージに負けることのない可能性があるはずです。例えば、もうただ演奏が上手いだけとか、曲が人よりちょっと良い曲とかだけではパンチが弱いと。

だとすれば、「某かの方法でやたらと動員実績がある」とか「ストリートなのかなんなのか、とにかく手売りでCDが死ぬほど売れる」とか、「youtubeなどでパンチのある映像がやたら話題に」とか「動物の被り物してるのに音楽超カッコイイらしいよ」とか、人が人に伝えるパンチあるニュースを自分で作ればいいわけです。

もちろん楽曲の良さだけでひっかかるということも全然あるでしょう。ただ若い人フェイズよりは確率としては下がるのだったらそれ+αの何か武器となるニュースを作り出すことを考え実行すればいいのではないかと。

いまいちその事に対してあまり重要だと思ってない人も多いようですが、正直僕からすると良い曲をやって、それを良い演奏に仕上げるリハと同じくらいの熱量でもってやるべきことだと思いますよ。

バンドやってるとどうしても前者が楽しく、そちらをやるのが通例だからとそればかりになる事が多い気がします。リハは毎週マジメにやってるのに、そういったことを真剣に話し合うことは少ないとか。

現状をしっかりみつめ、目を逸らさず、必要な弾薬や武器をしっかりもって戦いに行く。

これがCDのセールスも下がってきた音楽業界において生き残る大切なことなのでは

Written by

名前:
秤谷(audioleaf代表)
サイト:
http://www.medialeaf.co.jp
最終更新時間:
2011年11月10日15時06分