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旅人 audioleaf限定ダウンロードシングルリリース 旅人の真実に迫る

2008年4月01日17時39分 in インタビュー

白

アーティスト名 / 旅人
作品名 / 白
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これまで、彼らの連続シングルリリースを通して、その活動をaudioleafは見続けてきた。そんな彼らから、audioleaf限定でのシングルのリリースをしたいとの要請を受け、その真意や現在の彼ら、そして今後の彼らについて直撃してきた。

AL:今日はありがとうございます。意外とお久しぶりですよね。なんか2、3月は忙しかったみたいで。
松浦:忙しかったし、辛かったですね。
AL:というと、どんな事があったんですか?
渋谷:いろいろと考える時期・・・、簡単に言えば変化が訪れたんですね。
松浦:う~ん。難しいんですけど、これまで音楽をやってきた中で、自分がやりたい事と自分がやるべき事の相違を強く感じた時期だったんですよね。 自分がやりたい事があったとして、その100%をやるってことがプロじゃないというか。かといってやりたくない事をやれ、ってことじゃなく。 つまり、もっともっと自分自身に気付かないといけないなと思ったわけです。
AL:相違・・・ですか、ズレがあったと?
松浦:ズレ・・・に気付いた、のかもしれませんね。業界の人とお話をさせていただく機会が増えて、日々考える中で、いつの間にか自分で覆ってしまっていた甘さに気付いたんです。例えば、アーティストの大きな流れで見たときに、今自分が気に入っている楽曲を発表することが良いことではないかもしれない。現状、そういう目が自分自身に必要だと気付いて、敏感になってたからすごく辛かったですね。でも、それを乗り越えて本当の意味で、ようやく”自分がやりたいこと”が出来るようになるわけだな・・・と。
渋谷:そのプロセスをきちんと追っていられれば、そこにズレが無くなって、イコールになるよねって二人で話してて。
松浦:うん。そういう考え事が、このふた月はずっとぐるぐる頭をまわってましたよ。笑
AL:じゃあ結構精神的なものでバタバタしていたわけですね。
渋谷:それもあるし、物理的、時間的にもやっぱり大変でしたね。メンバー2人が抜けてから、ずっと連続でシングルを発表していたのはかなりの労力でしたね。でも、それには凄く意味があったし、仮にあの時に休止してるのと、ここで休止するのでは意味がだいぶ違うと思うんです。
AL:休止という言葉が今出たけど?
松浦:あ、休止というと誤解を受けますが(笑)来月からライブ活動を一時的に休止して制作期間に入る感じです。
AL:それは改めて制作期間に入るという意味合いが強いの?
松浦:真の意味で、旅人第2章の始まりという感じですかね。
AL:じゃあ、まだ1.5章だった?(笑)
渋谷:そうですね、旅人、1.5章!(笑)
一同:笑
AL:いや、でも本当に三ヶ月連続でリリースするっていうのを最初聞いた時は大変だろうなぁって思ったんですよ。 1つの音源を制作するパワーってすごく大変なものだから、やっぱり多少無理したところはあったんだ?
松浦:そうですねー、無理というか、とにかくがむしゃらって感じで(笑)でもこのがむしゃらがあったからこそ気付いたことがたくさんあったから、今では良かったと思ってます。でも、そうやって葛藤しながら曲書いてたら、自分の今までの曲が全部嫌いになったりして、もういっそ止めてしまおうか、とまで思ったこともありましたね。
AL:それはどうやって乗り越えることができたんですかね?
松浦:そうですね、活動してる中で多くの人に支えられてることに気付いて。先日のレコ発「一期一会」の中でも言ったんだけど、一番はやっぱり、今、旅人の音楽を聴いてくれている人がいるっていうこと。ライブをやる度に毎度毎度来てくれてるお客さんの笑顔や、シングルをわざわざライブに買いに来てくれた人、ネットでCDを買ってくれた遠方のファンからの応援のメールが本当に染みました。さらに旅人に協力してくれているサポートメンバーやスタッフ、こうして応援していただいているaudioleafさんもそうですし、たくさんの人たちが旅人に繋がっていて。そんな中で、自分がやるべき事はもう既に決まっていて。そう考えたら、葛藤していた事も全て頭の中で全部旅人としての「流れ」になったんですよ。「当然」というか、「必然」。本当の意味でそういう理解ができて、かつ納得できたからかな。
AL:なるほど。落ち着いたわけですね。
松浦:それからは真に自身の追求に目を向けられるようになりましたね。旅人としてのリアリティーをもっと突き詰めていこう、と。その上で、ようやく「今」やるべき事が決まってきて。
AL:なるほど。
渋谷:今の旅人は、「音」や「言葉」そのもの、表現の洗練に力を入れてます。それこそThe Beatlesの精神で。
松浦:そして、向井大先生の精神で!
一同:笑
AL:じゃあ結構、方向転換ということになるのかな?
松浦:方向転換、かどうかはわからないですけど、もしかしたら、一般に言う”インディーズ”的な要素は増えていくかもしれないですね。
AL:うんうん、それはプロセスの中の一つとして、完全にポピュラリティに寄っていってないって事ですよね。旅人は自分達が突き詰めた音がもともとそっちに(ポピュラリティ)向かえる音なんだと思うんですよ。だからこそ、これからはもっと面白くなりそうだなって思いますよ。
松浦:ポピュラリティに関してももっと突き詰めたいんですよ、濃い味付けとか、派手な事というよりは、復唱になっちゃうけどもっと俺らにしかできない何かを突き詰めるべきなんだと強く感じてます。おいしいアレンジにキャッチーなサビがのっていればポピュラリティと捉えがちだと思うんですけど、いや、それもそうなのかもしれないけど、今はそこからぐっと離れて、表現全体でのポピュラリティを追求したいんです。
渋谷:色んな音楽聴いてても、例えば知らないアーティストの楽曲でもバッと聴いた時に何か、感覚として分かるんですよね。一聴して。何かこの曲は他と違うな、飛び出てるなっていうのが、もう曲入った時からもう何となく感じる曲ってあるじゃないですか。サビがキャッチーなんじゃなくて、曲全体の雰囲気がそうでありたいなという事です。
AL:なるほど。
松浦:二人ともポップスで育ってきた経緯もあって、その反動じゃないですけど、今だからこそ、旅人が向かっていたい方向があるんだと思います。
渋谷:その道が険しかろうが海だろうが山だろうが、突き進んでしまう、そんな感覚ですね。
松浦:うん、そういうのをやりたい。突き詰めていきたい。
AL:それはすごく分かりますよ。突き詰めていく事で楽曲がフックしてくると思うんです。そういう意味でのフックするものが、松浦君たちはやりたいんだと思うんですよ、きっと。
松浦:うん。
AL:でも、一連のこれらの流れがあっていろいろ苦しみながらも考えて、深くまで自分達を見つめることができて、一つの方向に向けたというのは、2人になったというのが大きいのかもしれないですね。
渋谷:そう…ですね。というか、2人になったのも大きな「流れ」なんでしょうね、きっと。「旅人」が勝手にそうした、んだと思います。笑
松浦:そうね(笑)それに、メンバーが減ったという意味では責任も重くなったしね。サポートメンバーはいますけど!
AL:TEDDYさん今日はこれ参加? 笑(サポートドラマーのTEDDYさんもこの日は実は同席)
一同:笑
松浦:それいいですね。笑
一同:笑
AL:じゃあ、今日はサポートメンバーのTEDDYさんも参加ということで。
TEDDY:どうもこんにちは。
一同:笑
AL:ここでようやく紹介になりましたけど 笑
松浦:読者からすると「いたのか!!」って感じになりますね 笑
一同:笑
TEDDY:俺個人としては、ここまでの旅人の活動を苦悩も含め、近くで見てきた立場から言わせてもらえば、二人になって俺は良かったと思いますよ。さっきのタカユキ(松浦)の話とリンクするけど、「流れ」として。サポートやっていても、周りからよく「旅人いいね」と言われるようになったし。
AL:やっぱり、リスナーは正直なんですよね。そういうバックボーンあっての、「アーティスト」そのものにリスナーは本当に敏感に反応するから。
松浦:いやー、冷や冷やもんですよ。笑
TEDDY:笑
一同:笑
AL:そして、いろいろあった2,3月を経て、そして4月から制作期間に入っていくわけだけど、その前にaudioleaf配信限定で1曲出してくれると。
松浦:はい、出します。
AL:ちなみに、限定配信の意図は?
松浦:おっと(笑)
渋谷:ずばり、制作期間にもaudioleafで、いろいろ、やっちゃいます。audioleafには、リスナー登録というのがあるんだけど、旅人のリスナーの方々に特別な企画を考えていたり…、しかしこれ以上は(笑)
AL:(笑)わかりました。それは楽しみですねー!それで、今回のシングルは、やっぱりファンへの恩返しになるのかな?
松浦:まさにそうですね。そういう意味では、今までの旅人の流れを汲んだ曲ですね。
渋谷:そして、新たな提示でもあるんです。シングルの名前は「白」、でも楽曲名は「新世界」。そこからも感じ取ってもらえたら嬉しいですね。
松浦:そうだね、まさに白紙…、第1章のピリオド的な感じなんです。29日に無料ワンマンライブをやったんですけど、それもまさにピリオド的なライブでした。サポートに元メンバーのキーボードの清ちゃんを呼んだりして、1stから最近の楽曲まで演奏したので、ホントに第1章完、という感じで盛り上がりましたよ。
AL:そりゃ嫌でも盛り上がりますよ(笑)こうして迎えたピリオド、そしてまた新たな世界がはじまる訳だけど、ライブ活動再開の目処は…?
松浦:まだ、わからないですね。すぐかもしれないし、意外に時間がかかるかもしれないです。ただ、今すぐにでもやりたいのは確かですよ。笑
渋谷:待っていてくれる人たちの為にも、なるべく早く再開しますので、少しだけお待ちを!
AL:わかりました、楽しみですねー。それで、今後、第2章の旅人がスタートしていくわけじゃないですか?そこではどういった目標がありますか?
松浦:第2章の旅人の目標は、ずばり、最強のライブですね!
渋谷:だね、今から楽しみだー!
AL:お、何か進化を見せてくれる気配ですね。笑 それでは最後にその進化を楽しみに待ってくれる、ファンの人たちにメッセージをお願いします。
渋谷:俺がいつも思うのは、「漠然とした自信」です。そりゃ曖昧だろ、って思われるかもしれないけど、でもそれが一番強いと思ってます。もしかしたらただの思いこみかもしれない、だけどそれこそが強さだと思ってます。絶対に曲がらないから。だから、必ずみんなへの大きな信頼に繋げられる。だから、ただ、俺らを信じて欲しいなと。俺らも自分達の”信じるモノ”をただただ突き通すので、皆もただ、信じてみて、待ってもらえたらいいなと思います。絶対大きくなるので!それじゃ最後にタカユキから一言!
松浦:再開の折、”旅人”見せます。
AL:心から期待してます。ありがとうございました。
旅人:ありがとうございました。

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audioleaf事務局
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http://www.audioleaf.com/
最終更新時間:
2014年05月12日16時39分