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audioleaf主催イベント『Sunshine Hit Me vol.3【10月26日(金)】』にも出演が決定しているHumans oulのライブを直撃!!

2007年10月12日16時24分 in レポート

EVENT DETAIL

Artist:Humans oul
Date :2007年10月07日(日)
Place:渋谷CyCLONE
Title:Humans oul presents "Human-ism vol.2"
Time :Open 18:30 / Start19:00
Price:¥2,000 / Door ¥2,400 (Drink¥600)
With :SPANAM / broadside

SET LIST

1.through the hand
2.Fuck'in stage
3.LIFE IN SQUARE
4.Twilight
5.no more no end
6.into the side on sway
7.More Over
8.Atueomeduod
9.inner word
10.Your Life
アンコール.新曲(タイトル未定)

今回、記念すべき第1回目のライブレポートコーナーを飾ってくれるのは、Humans oul。 audioleafトータル総合ランキング堂々第3位にランクインしている彼ら。試聴回数も13万回を超え、更に順位を上げいく勢い。シルエット調のアーティスト写真が印象的で目にした事のあるリスナーも多いのではないだろうか。10月26日(金)にはaudioleaf主催イベント"Sunshine Hit Me vol.3"にも出演が決定しているHumans oulのライブを直撃してきた。

10月7日、日曜日、いつものように混み合う渋谷の街を抜け、オープン時間を少し過ぎた18時45分頃、CYCLONEに到着し、足早に会場内に入ると、そこにはまず、いつもと違った雰囲気があった。通常どんなイベントでもステージが行われていない時間帯は音楽が流れている。しかし、この日は映像のみ。そこにはスクリーンに映し出される映像に目を向ける者、知り合い同士で会話を楽しむ者など、ライブハウスでは異例とも言える静けさがあったのだ。見慣れているライブハウスの風景もこのちょっとした変化で大きく印象が変わる。雰囲気を大切にするHumans oulならではの思考を凝らしたアイデアだった。

そもそも、この10月7日、Humans oul presents "Human-ism vol.2"は、2回目の自主企画にして、早くも3マンイベントとして敢行され、"音楽だけでぶつかり合う、妥協の一切ない正真正銘のライブイベント!"をコンセプトに掲げ、多方面から熱いイベントとして注目を浴びながら開催された。そこにはHumans oulが苦悩しながらの活動を強いられ、一筋縄でいかないバンド活動に込められた熱い思いが全て注がれた、懇親のイベントという側面もあった。また、この日を皮切りに関東中心の約10本のツアーに出るということもあり、メンバーにとっては様々な思いと溢れ出る気合で望んだイベントとなったのだ。

この日のトップバッターbroadsideが疾走感と轟音と共に熱いステージでオーディエンスを沸かせ、二番手SPANAMがその経歴が評する通り、圧倒的な存在感と完璧なステージングでフロアを暖め、最高の状態でHumans oulに繋げた。

そして、Humans oul。「through the hand」のイントロ部分のSEが流れ、逆光線によるシルエットの中登場。そのまま1曲目「through the hand」に突入。Humans oulの代表曲とも言えるナンバー。会場のボルテージもいきなり最高潮に達する。Humans oulとしての雰囲気が前面に出され、この瞬間、会場全体がHumans oulの世界観に被い尽くされた。その雰囲気はこのような文面ではまず伝わりづらい。この空気感はその場にいた人間にしか分からないような、まさに独特な、形容し難い雰囲気だった。

そんなHumans oul一色の会場の中、2曲目「Fuck'in stage」スラップが特徴の攻撃的なサウンド。上がりっぱなしのテンションのままMCで一呼吸。3曲目が「LIFE IN SQUARE」。今回、10/26開催のaudioleafイベント、「Sunshine Hit Me vol.3」で無料配布される音源にも収録されている楽曲。音源化されていないながらもオーディエンスの反応が非常にいいナンバー。疾走感抜群のサウンドながら、サビはメロディを生かしたHumans oulらしいヘヴィ且つファンキーなサウンドにより、自然と体が動く。MCをはさみ「Twilight」。ミドルテンポの楽曲だが、ヴァースからのグルーヴ感、サビでの世界観の広がり、上質なサウンドが次々と展開されていく。続いて「no more no end」メリハリが効いた楽曲。重厚なサウンドと、その間を縫うように耳に入ってくる歌声が非常に心地良く感じられた。

6曲目「into the side on sway」。和なテイストを醸し出しながら轟音で展開される。途中、8分の6拍子を挟むなど楽曲自体にフックが施され、オーディエンスを飽きさせない、センスが光るナンバー。和な雰囲気を出しつつもHumans oulらしさを全く失わない辺りが最高峰のアーティストである証なのだろう。間奏部分を一つのインスト楽曲であるかのように創り込む妥協の無さがHumans oulのアーティストとしての素晴らしさを物語っている。普段よりも長いステージだからこそ感じる事ができるサウンドと言ってもいいだろう。

7曲目「More Over」。ドラムのロールフレーズが非常に気持ちいい、テンポ感、タイム感が抜群なナンバー。相も変わらずメロディが秀逸でHumans oulという世界観は常に明確に提示されている。ここでMCを挟む。Vo.工藤が「楽しんでますか!」とオーディエンスに問いかける。これまでのMCでも常にオーディエンスに呼びかけ、それに素直に答えるオーディエンス。オーディエンスとの一体感を非常に大切にライブを展開していく。Humans oulの雰囲気はオーディエンスからも発信されているのかもしれない。自然と会場が一つになっているこの暖かさも彼らの魅力の一つなのだろう。

8曲目、ベースのスラップから展開していく勢いある楽曲「Atueomeduod」。テンションが非常に高く、抜群の演奏力があるからこそ成せる楽曲。ギターソロで楽曲にフックを与え、テンポのダウンとアップを自在に操るハイセンスなナンバー。爆発的なテンションをそのままに、続いて「inner word」。特徴的なリフを頭打ちのリズムに乗せてリズミカルに展開。サビでの世界観の広がりは尋常ではなく、メロディもさることながら、リズムのボトムを意識したグルーヴはたまらなく心地良い。

圧倒的な熱気、最高潮のボルテージの中、最後のMC。Dr.入谷が前に出てきてのMC。会場を沸かせ、更に一体となったオーディエンスの前で最後の1曲、「Your Life」。最高にアッパーな楽曲。グルーヴィなサウンドにのったスピーディーなラップ、にもかかわらず真骨頂であるHumans oulの世界観は相変わらず健在。サビのメロディに開放感を持たせつつ、しかしながら、疾走感を失わないサウンドに、体の中から湧き出る興奮を感じた。会場が物凄い熱気に包まれながらも、ハイテンションのまま楽曲が終わり、Dr.入谷がマイクを通さず「ありがとうございました!Humans oulでした!」と締めステージを後にした。

最高のステージ直後、興奮冷めやらぬオーディエンスからは「アンコール」の手拍子。それに答え、メンバーが青くライトアップされたステージに再登場。本当に最後の1曲は、完成したばかりの新曲。3拍子リズムのベースから始まるこの楽曲は、Humans oulらしい楽曲センスをふんだんに散りばめながらも、その中で、静と動が、迫力と音圧で表現されている。包み込まれるような安らぎ、優しさを感じる事ができたナンバーであった。メンバー全員が最後の一音までかみ締めるように演奏しきって、Humans oulの最高のステージは終わった。

最近、感じた事の無かった"ステージを創る"、"ライブを魅せる"とい根本的ながら忘れがちな部分をしっかりと観る事ができた気がした。ライブ直後にこれほどの満足感を味わったのは本当に久しぶりだった。それは何か、大好きな海外のアーティストのライブ直後のような、そんな感覚だったのだ。何も、楽曲を聴き込んで全てが知っている楽曲で構成されたライブで楽しんだという満足感とは異なる、本物のライブを見たという満足感に近いのかもしれない。ライブが良いバンド、音源が良いバンド、どちらも本物とは言えないのだろう。どちらも良く、それでいて楽曲、雰囲気、会場、全てを巻き込んで一つのステージを完結させたHumans oulのようなバンドが、すべからく本物と言えるのではないだろうか。常に書いている、このHumans oulという世界観、雰囲気という抽象的な、感覚的な面が、どの楽曲においても、非常に色濃く放たれている。これほど目にできない部分を強く感じたことは今まで無かった。それをHumans oulは持っている。大げさではなく、このような細部にまで気付き、こだわれる彼らが本物であることは言うまでもない。

Sunshine Hit Me vol.3(2007年10月26日@渋谷AUBE)にHumans oul出演決定!!
来場者特別特典!Humans oulの歴史の中で現在、音源化されていない「LIFE IN SQUARE」を収録した音源無料配布!audioleafにてチケット予約頂いたお客様には必ずお渡しします。その他については先着順、無くなり次第配布終了!

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audioleaf事務局
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最終更新時間:
2014年05月12日16時39分