audioleaf WEB MAGAZINE

涙腺直撃型エモーショナルヘヴィロック BUZZCLIP ライブレポート!!

2007年10月18日16時28分 in レポート

EVENT DETAIL

Artist:BUZZCLIP
Date :2007年10月16日(日)
Place:渋谷club乙-kinoto-
Title:KINOTO proudly presents「満天の星空 vol.31」
Time :Open 17:30 / Start18:00
Price:¥1,600 / Door ¥1,900 (Drink¥500)
With :ANARCHY STONE / ASEVER / die!!die!!color!!! / FULL THROTTLE / Honey Dew(from水戸) / Nina / DJ : d-works(FucTrack) / FOOD : カリガリカレー

SET LIST

1.Not Get Lost
2.Breeding me
3.Girl
4.Good Bye My Romance
5.星に願いを…

Sunshine Hit Me vol.3(10月26日@渋谷AUBE)にBUZZCLIP出演決定!!

今回、第2回目のライブレポートコーナーを飾ってくれるのは、BUZZCLIP。哀愁漂うエモーショナルなメロディと迫力あるステージングでオーディエンスの視線を釘付け にするBUZZCLIP。10月26日(金)にはaudioleaf主催イベント"Sunshine Hit Me vol.3"にも出演が決定しているBUZZCLIPのライブを直撃してきた。

10月16日、火曜日。どんよりと雨模様の渋谷の空を、一瞬にして吹き飛ばすかのような熱く、迫力あるライブを見せてくれるBUZZCLIPのライブに足を運んだ。

総勢7アーティストが出演したこの日は、渋谷club乙-kinoto-のイベント。バンドの他に、DJが転換中にハイセンスなサウンドを流し、カレーショップが出張で出店していたり、など様々な楽しみ方ができるイベントであった。

続々と上質なサウンドがフロアに向けて放たれる中、5番目で登場のBUZZCLIP。後からふと思ったのだが、BUZZCLIPのステージが始まって間もなく、気付くとフロアには、今までにないほどたくさんのオーディエンスが集まり、皆がBUZZCLIPのサウンドに真剣に向き合い、体を揺らしていたのだ。それほど人を惹き付ける彼らのサウンドとステージを見て、これこそが真のエモーショナルであり、ロックなのだろう、そう思った。

神秘的な雰囲気を醸し出すSEで登場したBUZZCLIP。会場の空気感を本当に上手く引き出したBUZZCLIPのSEに皆が釘付けになるのが分かった。SEまで含めた、一からステージを創るBUZZCLIPのライブに対する姿勢とアーティストとしてのセンスに誰もが飲み 込まれた一瞬だったと言っても過言ではないだろう。

そんな雰囲気抜群のSEを切り裂くかのようにスタートした1曲目は「Not Get Lost」メタル的な展開を見せるリフが印象的なナンバー。爆音の中を突き抜けるように、意識的にハイピッチにチューニングされたスネアが心地良く耳を刺激してくる。圧巻はそのステージング。躍動感溢れるそのパフォーマンスは、物凄い迫力として視界に飛び込んでくると同時に、BUZZCLIPが生み出す、心臓を刺激するかのような轟音が綺麗に融合し、今まで体感したことのないような音圧を生み出していた。中でも特筆すべきはやはりそのメロディである。切なく、哀愁漂う旋律と、感情剥き出しのVo&Gt SIN歌声は聴くものの心に届き、非常に熱いものを感じるのだ。

そんな余韻に浸る間もなく2曲目「Breeding me」イントロからの疾走感がたまらなく気持ち良いナンバー。相も変わらず素晴らしいメロディがステージから全力で放たれる。エモーショナルという言葉が錯綜する昨今のバンド事情を蹴散らすかのように 、一味も二味も違う明確なBUZZCLIPのエモーショナルさを堂々と出してくる。途中、盛り上がるオーディエンスを煽り、更に会場を一体化させるVo&Gt SIN。ライブの上手さも感じたと同時に、BUZZCLIPの魅力にますます引き込まれた瞬間だった。

この日初めてのMCでVo&Gt SINは「一つの単語でいいから持って帰ってください」と。BUZZCLIPのサウンドに籠めた全ての思いは届かずとも、一部でも受け止めてくれれば…、真剣に音楽に取り組む彼らが、普段から等身大の自分たちを素直に表現してい るからこそ出てきた言葉のように思えてならなかった。しかしながら、会場がBUZZCLIPの世界観に完全に惹き込まれていたオーディエンスにとって一つどころではなかったのは火を見るよりも明らかだった。

MCからの流れで3曲目。アルバムタイトルにもなっている「Girl」。ゆったりとしたナンバー。目を閉じ、情景が浮かぶサウンドメイクの秀逸さに感動すら覚えた。空間的なギターサウンドが雰囲気を出し、ハイピッチなスネアがアクセントをつけ、Vo&Gt SINが柔らかく、優しいメロディを熱唱する。スローテンポな楽曲にも関わらず、ステージから伝わる熱気と迫力は全く衰えることなく展開していく。メンバー全員が歌いながら感情を前面に出して演奏するその姿は、鳥肌が立つほど感動的であった

2回目のMC。「今日は俺ら以外全部のバンドのメンバーに女の子がいる。・・・良い匂いだ。」と言い会場を沸かせる。この暖かさがまた、BUZZCLIPの良さでもある。常に会場に目を向け、オーディエンスとの一体感を大切にしている彼ららしい微笑ましいワンシーンであった。4曲目「Good Bye My Romance」。のっけからパワー全快の楽曲。もはや"BUZZCLIPな"とも言える、素晴らしいメロディが耳に飛び込んでくる。全力でライブしているにも関わらず、依然として躍動感、迫力が全く衰えず、むしろパワーアップしていく彼らのステージングにはまさに脱帽。いつ見ても新鮮で全く色褪せないのは、BUZZCLIPならではなのかも知れない。

ラストの曲の前にVo&Gt SINが「人には汚いところがある。それをどう認めるかが大切。」そう言ってラストの「星に願いを…」に繋げる。8分の6拍子のミドルテンポの楽曲。グルーヴ感が非常に心地良く、また違った魅力を見せてくれた。雰囲気という より、BUZZCLIPの空気感のようなものが色濃く提示され、要所で多くのフックが施されながらも、それを難なく完璧に表現する演奏力が光る楽曲でもある。途中8ビートの箇所がアクセントのように効き、映画のように明確にストーリー性があるこの楽曲を感動的に締めくくってBUZZCLIPの熱いライブは幕を閉じた。

ライブ終了後、暫くの間余韻に浸っている自分に気付いたと同時に、溢れんばかりの満足感が沸いてくるのを感じた。最初から最後までBUZZCLIPの"芯"を感じる事ができ、これほど自分たちのサウンドに独自性と強いこだわりを持ったアーティストがいた 事に安心感すら覚えた。本物のライブ、ステージというものがBUZZCLIPに見ることができる。常に真剣勝負で全力でぶつかってくる彼らのパワーは、ライブというBUZZCLIPの真の場所で感じてもらいたい、心底そう思った。

Sunshine Hit Me vol.3(10月26日@渋谷AUBE)にBUZZCLIP出演決定!!
BUZZCLIPの熱く、心に響くサウンドとメロディ、そして、彼らの本気のステージを是非ともSunshine Hit Me vol.3で感じてみてください。何かが掴めるかも知れません!

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audioleaf事務局
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最終更新時間:
2014年05月12日16時39分