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あなたが本当にプロのミュージシャンになりたいのであれば。 vol.4「年齢について」

2009年5月23日19時51分 in コラム

年令は若くないと駄目ですか?と聞かれる事があります。
僕はあまり気にしていません。
我が最愛のクレイジー・ケン・バンドの横山剣は一度デビューしたのですが成功できず、貿易の仕事をしながらバンドを結成、40才過ぎてブレイクしました。
スガシカオもデビュー当時、30才過ぎてのデビューなど、信じられないと言われたそうですが、いまはR&B;をここまで日本人として消化したアーティストはいないと思います。
例えは違うかもしれませんが秋元順子は60才を超えてブレイクしました。

だんだん年令とは関係なく才能とチャンスさえあれば、成功出来るという実例が出てきています。好い事だと思います。

デモを聞く時に年令はチェックしますが、若い方が良いという事は正直あります、でもこれは音楽性の成長はスポーツと似たところがあって、若い方が成長する可能性が高いという意味で僕は評価します。

むしろ僕が気にするのは、その音楽性が実年齢にふさわしいものかという事なのです。

つまり「この音楽性で20才なら良いけれど25才で、これをやられても評価出来ない」とか「30才でも、これだけ出来るなら面白いかも」という点のほうが重要なのです。

古い話かもしれませんが、ポップス、ロックは20代前半までの若者が聞く音楽と言われていた時代がありました。

ただ、今は音楽マーケットの年齢層が上がってきているので、30才、あるいは40才以上のロック、ポップスのファンは、言うまでも無く珍しくありません。
そういった、耳の肥えたリスナーを満足させるだめには、それなりの音楽の成熟度と高さが必要となり、それは山下達郎さんや細野晴臣さんといった、二十歳そこそこのミュージシャンでは太刀打ち出来ないほどの音楽性の高さが必要になってくるのです。

是非、年令を気にすることなく、あなたのデモを聞かせてもらえればと思います。

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Great Hunting
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最終更新時間:
2010年02月05日18時39分